この記事で紹介したサンゴイソギンチャクを死なせてしまいました。
最初は大きく膨らみポリプをひろげ、調子は良さそうでした。
カクレクマノミ2匹もすぐに気に入り、サンゴイソギンチャクに寄りそうように泳いでいました。
それが徐々に小さくなっていき、そのうち膨らまなくなり、縮こまってしまうようになりました。
さすがにこのまま本水槽のなかに入れといたらまずいと思い、隔離したのですがもう手遅れで隔離してから2日後にはとけだしてしまいました。
考えられる原因
カクレクマノミ2匹に対してイソギンチャクが小さかった
カクレクマノミはサンゴイソギンチャクを気に入っていたので、ずっと寄りそうように泳いでいました。
しかし、カクレクマノミ2匹に対してサンゴイソギンチャクが小さかったかもしれません。
サンゴイソギンチャクは、常にカクレクマノミからストレスを受け、ポリプを伸ばせない状況が続いてしまったように思います。
褐虫藻が少ないサンゴイソギンチャクだった
私が購入したサンゴイソギンチャクは、真っ白な個体でした。
これは非常にきれいで気に入っていたのですが、身体が白いということは、イソギンチャクが生きるための栄養を生み出す褐虫藻が少ない個体ということです。
そのため、サンゴイソギンチャクが生きていくための栄養が不足していたのかもしれません。
サンゴイイソギンチャクへの給餌は特に行っていませんでした。
また、イソギンチャク用の添加剤等も使用してませんでした。
カクレクマノミがサンゴイソギンチャクを食べていた?
最初はこんなことはなかったのですが、サンゴイソギンチャクの調子が少しづづ悪くなり、縮こまっていることが多くなったころから、カクレクマノミがサンゴイソギンチャクを食べているようなしぐさをするのを何回も目にしました。
サンゴイソギンチャクの調子が悪いなるほどに増えていったように思います。
その結果なのか、だんだんとポリプがなくなっていき、最後にはポリプはほぼなくなっていました。
対策
もっと大きなイソギンチャクを飼う
カクレクマノミ2匹に対して、10cm程度のサンゴイソギンチャクでは小さかったようです。
最低でも20cm以上のイソギンチャクが必要じゃないかと思います。
ちゃんとカクレクマノミ2匹分のベットになってまだ余裕がある、もっと大きなイソギンチャクを飼おうと思います。
褐虫藻の多いイソギンチャクを飼う
私が飼ったのは、真っ白なサンゴイソギンチャクでした。
とてもきれいで気に入っていたのですが、イソギンチャクの栄養源になる褐虫藻は白い個体は少ない(もしかしたらない)らしいです。
褐虫藻は茶色なので、次に飼うイソギンチャクは茶色の個体を選ぼうと思います。
※水族館(あわしまマリンパーク)で見たサンゴイソギンチャクは、すごい茶色でした。
同じサンゴイソギンチャクとは思えないほど大きく、光をあびて元気いっぱいという感じでした。
まとめ
今回は最終的にサンゴイソギンチャクを死なせてしまいましたが、この経験を活かしてもう一度イソギンチャク飼育にチャレンジしようと思います。
最初に選んだイソギンチャクは白色がきれいで値段も手ごろという理由で選んでしまいましたが、これが失敗でした。
今回の経験を活かして、もう一度イソギンチャク飼育に挑戦し、カクレクマノミとイソギンチャクの共生水槽を作ろうと思います。
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