Nexus5 バッテリー交換 ⇒ バッテリー持ちが良くなった/動作も安定

記事内に広告が含まれています。

いろいろなカスタムROMを焼くオモチャとして、Nexus5を購入して使っています。

 

Nexus5はバッテリー容量が2300mAhと少なめなのですが、それを考慮しても、私が手に入れたNexus5はバッテリーの減りが早かったです。

 

ちょっと使っただけで20、30%一気に減ったり、かばんに入れておいただけで半日持たずに電源が切れたりしてました。

 

また、挙動も怪しく、急に動作が遅くなったり、アプリによっては突然落ちたりと動作が安定しませんでした。

 

Nexus5は2013年11月発売のとても古い端末です。

さすがにバッテリーももう正常な状態ではないだろうと思い、交換することにしました。

 

 

購入したもの

バッテリー交換のため、「バッテリー」と「工具」を購入しました。

 

バッテリー

交換用に購入したバッテリーは、ROWA JAPAN製のものです。

Amazonのレビューで評判がよく、それでいてとても安かったので、この製品にしました。

値段は、「¥ 1,018」でした。

 

 

工具

交換の際に使用する工具セットは、Amazonのレビューと価格をみてコスパがよさそうな「OPPSK 39in1 携帯修理ツール」という工具セットを選びました。

Nexus5のバッテリー交換の場合、この中で使用する工具は数個のみでほかの工具は使用しません。

ただ、今後ほかの端末のバッテリー交換も予定しているので、一通りの工具がそろったこの工具セットを購入しました。

値段は、「¥ 1,499」でした。

[補足]

バッテリーと工具がセットで売っている製品もあったのですが、工具の作りが悪い、使えないといったレビューが多くあったため、買いませんでした。

工具とセットになっている製品を買う場合は、レビューなどで評判をチェックしたほうが良いと思います。

 

 

バッテリー交換

Nexus5のバッテリー交換の手順

バッテリー交換はIFIXITというサイトを見ながら行いました。

IFIXITのページはよくまとまっていて、とてもオススメです。

Nexus5のバッテリー交換の詳細は、下記のページをご確認ください。

Nexus 5 Battery Replacement
Replace the battery in your Nexus 5

 

バッテリー交換時の雑感

バッテリー交換時に感じたことを以下に雑多に書きます。

 

[裏ブタを外す時の注意点]

写真の赤丸の部分は、SIMカードが刺さるところなのですが、この部分のブラスチックが細く、簡単に割れてしまいます。

裏ブタを外す時に、ここには力をかけないようにしないといけません。

私は交換の際に割ってしまいました・・・

 

 

裏ブタを外すと、こんな感じでした。

古いバッテリーは裏側が両面テープのようにくっついてしまっていたため、なかなか外れず苦労しました。

 

左が取り外した古いバッテリー。

右が新しいバッテリーです。

古いバッテリーは、上から、5mmくらいのところに折り目のようなものがついてました。

これが性能に影響するのかはわかりませんが、新しいバッテリーは当然折り目はありません。

 

新しいバッテリーを同じところにセットして、あとはネジを締めて、フタを閉じれば終わりです。

 

 

全て元に戻して起動したところ、問題なく起動しました。

分解しないとバッテリーが取り外せないタイプのスマホとしては、Nexus5のバッテリー交換は簡単な方だと思います。

 

バッテリーのキャリブレーション

バッテリーを交換した直後は、スマホがバッテリー容量を正しく認識できず、正常に動作しない可能性があります。

 

そのため、キャリブレーションという作業を行います。

 

キャリブレーションのやり方は、以下のページを参照してください。

バッテリーのキャリブレーション
新しくインストールしたバッテリーは、できるだけ早いうちにキャリブレーションを行なってください。この作業はスマートフォンやラップトップに搭載したバッテリーの充電状態を正しく計測するのに役立ちます。

 

バッテリー交換後の電池使用量

1日目

バッテリー交換して、キャリブレーションも行った次の日の電池使用量です。

 

この日は、仕事に出かける際にNexus5を持っていったのですが、特に使うことはなく帰宅しました。

下記の写真では、約11時間が経過して、65%電池が残っています。

バッテリー交換前は、持ち歩いているだけでどんどんバッテリーが減っていき、気がついたら電源が落ちているということが当たり前だったので、大きな改善です。

 

帰宅後にTwitter、Chrome、Feedlyなどを累計で1時間程度使った後の状態です。

だいぶ減りましたが、それでもまだ36%残っています。

 

さらにPokemon Goを18分ほど使用した後の状態です。

1個前の写真と比べると15%ほど減りましたが、それでもまだ電池は残っています。

バッテリー交換前よりも、あきらかにバッテリーの持ちが良くなりました。

また、バッテリー交換前は端末の挙動が不安定だったのですが、バッテリー交換後は安定して動作しており、操作は快適でした。

 

2日目

バッテリー交換して、2日目の電池使用量です。

 

この日は1日目とは違い、積極的にNexus5を使ってみました。

 

朝の通勤時に、バスと電車で移動しながら、1時間ほど使いました。

73%残っています。これはかなり優秀ではないでしょうか。

 

18時ごろまで仕事をして会社を出る時の電池使用量です。

お昼休みにNexus5を使ったので、朝から累計すると1時間40分くらい使ってます。

この時点で残りは27%で、朝9時時点で73%あったことを考えると思ったよりも減ってしまいました。

 

会社から家に着くまでの間で、4%まで減ってしまいました。

ただ、それでも電池切れにはならず、帰宅することができました。

※残り25%になったタイミングで、Androidの省電力モードがオンになりました。

 

Nexus5はもともとのバッテリー容量が少ない端末であることもあり、積極的に使っていくと1日持つかどうかギリギリという感じです。

ただ、バッテリー交換前は1日なんてとても持たなかったので、これでも大きな改善です。

 

まとめ

今回、Nexus5のバッテリー交換を行ってみました。

実際にやってみた感想としては、「古い端末のバッテリー交換はぜひやるべき」と感じました。

 

バッテリー交換をすることで、電池の持ちが圧倒的に良くなりました。

ちょっと使っただけで、どんどんバッテリーが減っていくのはストレスでした。

 

また、バッテリー交換前は、急に動作が遅くなる、アプリが突然落ちるなど挙動が安定していなかったのですが、バッテリー交換したら格段に動作が安定するようになりました。

バッテリーがかなり古くなっていたため、必要な電圧を供給できないとか電圧が不安定になるなどの状態になっていたのではないかと思います。

 

端末が古くなってくると、動作がもっさりしたり、アプリが突然落ちたりとだんだんと使いにくくなることがあります。

今回Nexus5という古い端末のバッテリー交換をしてみたところ、これらは「バッテリーの劣化」が原因の可能性が高いのではと感じました。

 

バッテリーさえ交換してあげれば、古い端末でもまだまだ使えるようになると思います。

Nexus5なんて、2013年の端末ですが私の使用用途であればまだまだ使えそうです。

 

コメント