自宅サーバに興味がでてきたため、サーバ用途で使えるパソコンということで、「HP Z230 SFF Workstation」をメルカリで購入しました。
価格は、13,900円でした。
最初は、中古の「NECのMate」や「富士通のESPRIMO」などの普通のパソコンを買ってサーバに転用しようと思ったのですが、拡張性に欠けることが気になっていました。
中古のパソコンを探していろいろ見ていたところ、サーバ用のCPUであるXeon搭載のパソコンが意外に安く売っていることがわかり、「HP Z230 SFF Workstation」が良いスペックだったので購入しました。
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スペック
購入したパソコン(HP Z230 SFF Workstation)のスペックは、以下の通りです。
CPU
Intel(R) Xeon(R) CPU E3-1271 v3
メモリ
8.00 GB
ストレージ
64GB(SSD)
500GB(HDD)
OS
Windows 10 Pro
※詳細は、日本HPの以下のページを参照してください。
HP Z230 SFF Workstation QuickSpecs(日本HP)
外観
購入した「HP Z230 SFF Workstation」の外観を紹介します。
前面には、以下があります。
- DVDドライブ
- USB 2.0 x2ポート
- USB 3.0 x2ポート
- 音声ジャック
右側面です。
サイドパネルをはずすレバーがあります。
背面には、以下があります。
拡張カード
-
- パラレルポート
- ディスプレイポート
- DVI-Iコネクタ
本体
-
- 音声ジャック
- USB 2.0 x4ポート
- USB 3.0 x2ポート
- ディスプレイポート x3 ※CPUに内蔵GPUがないため使用できない
- LANポート
- PS/2ポート
左側面です。
シールが貼ってあるのみです。
上面です。
こちらもシールが貼ってあるのみです。
HPの売りである国内生産を表す「MADE IN TOKYO」のシールがあります。
底面です。
だいぶ使用された形跡があり、底面は傷が多いです。
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内部
サイドパネルを開けるた状態です。
左上にHDD、
右上に光学ドライブ、
左下にCPUとファン、
右下に電源
が見えます。
写真上部の部分は、引っ張ると90度角度を変えられます。
このパソコンは、
左上に3.5インチ(500GBのHDD)、
右上に5.25インチ(DVDドライブ)、
左下に2.5インチ(64GBのSSD)、
右下に3.5インチ(空き)
と、ブック型のパソコンとしては、豊富なドライブベイがあります。
電源は、HPのロゴが記載された240Wが搭載されてました。
メモリは、4GB * 2枚 = 8GBが搭載されてました。
※おそらく、ECCメモリと思われます。
サイドパネルには、内部のマザーボードの説明等が記載されており、業務用のマシンだなという印象です。
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ベンチマークなど
HP Z230 SFF Workstation の性能を確認するため、以下を行いました。
CystalDiskInfo
HDD/SSDの状態を確認します。
CINEBENCH R15
CPUの性能を計測します。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
ゲーム性能を計測します。(軽量)
ファイナルファンタジーXIV ベンチマーク
ゲーム性能を計測します。(中量)
※ゲーム用途では使わない予定ですが、ゲーム用のベンチマークもやってみました。
CystalDiskInfo
HDD/SSDの状態を確認します。
SSD(64GB)
このSSDには、OSがインストールされています。
「使用時間:1225」なので、まだまだ使えそうです。
HDD(500GB)
データ保存用のHDDです。
「使用時間:13203」とそれなりに使われていますが、「健康状態:正常」なので問題なしです。
CINEBENCH R15
CPUの性能を計測します。
結果は、「CPU:644cb」でした。
Rankingを見ると性能が近いのは、
「IntelCore i7-3770」の「662cb」
「IntelCorei7-3720QM」の「590cb」
でした。
※「IntelCore i7-3770」は、1世代古いCPUになりますがスペックがかなり近いので妥当な性能と思われます。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
ゲーム性能を計測します。
ドラゴンクエストX ベンチマークは軽量なベンチマークソフトです。
最高設定(「最高品質」「1920×1080」「フルスクリーン」)で、
評価:普通
スコア:3528
でした。
軽量なゲームであれば、このマシンで遊べそうです。
ファイナルファンタジーXIV ベンチマーク
続いて、「ファイナルファンタジーXIV ベンチマーク」を試しました。
「ファイナルファンタジーXIV ベンチマーク」は「ドラゴンクエストX ベンチマーク」と比べると重いゲームになります。
「高品質(デスクトップPC)」設定で試したところ、「評価:設定変更が必要」となってしまいました。
この設定では遊べないようです。
「標準品質(デスクトップPC)」設定に変更したところ、「評価:普通」となりました。
少し重たいゲームも、設定次第では遊べるようです。
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消費電力
HP Z230 SFF Workstationをサーバとして使用することを考えているため、「節電エコチェッカー」で消費電力を測りました。
アイドル時
アイドル時の消費電力は「27W」でした。
電気代・電気料金の計算(testpage.jp)というページで1か月の電気代を試算してみました。
結果は、「電気代:531.93円」ということで、この金額であればVPSを借りるよりも十分に安いです。
高負荷時(CINEBENCH R15実行中)
高負荷時の消費電力は「92W」でした。
※CINEBENCH R15 実行中に計測
高負荷時の消費電力も電気代・電気料金の計算(testpage.jp)で1か月の電気代を試算してみました。
結果は、「電気代:1812.50円」で、それなりの金額ですが、昼夜問わずずっとCPU100%ということはないので、最大でもこの金額ということであれば問題なしです。
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まとめ
「HP Z230 SFF Workstation」を紹介しました。
軽いゲームであればこのままでも遊べそうな性能があり、グラフィックボードを高性能なものに変更すれば、さらに性能向上ができそうです。
3.5インチベイが1つ空いているのでHDDやSSDの追加もできます。
それでいて、ブック型なのでタワー型に比べるとコンパクトで場所もとりません。
「HP Z230 SFF Workstation」は2013年発売のワークステーションで、発売からだいぶ経っていますが、まだまだ使えるマシンです。
私は、これを自宅サーバとして使っていく予定です。十分なスペックのマシンなので、これから楽しみです。
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