SNSの誹謗中傷──“証拠集め”の現実
「心ないX(Twitter)の攻撃に、時間と労力を奪われていませんか?」「感情的な負担に加え、法的な準備の手間が、被害者をさらに苦しめています。
SNSでの誹謗中傷や嫌がらせに悩む人の話を、これまで何度も目にしてきました。
私もX(Twitter)を利用して、情報発信をしています。
X(Twitter)には通報する機能がありますが、よほど明確な誹謗中傷や個人情報を投稿するなど、誰が見てもはっきりと悪質と判断できるもの以外はX(Twitter)社は対応してくれません。
X(Twitter)は短文を投稿するSNSなので、1つの投稿のみだと複数の解釈ができてしまい、明確に悪質と言えないケースもあります。
そのため、通報だけでは解決できず、「証拠を継続して集めていく必要がある」というケースも少なくありません。
しかし、実際に証拠を集めようとすると大変です。
投稿をひとつひとつ保存し、日時を記録し、画像やスクリーンショットを整理する…。
精神的にもつらい状況の中で、これを自分で行うのは簡単ではありません。
また、この投稿に問題があると感じていても、どの部分にどんな問題があるかを言語化して、警察や弁護士に伝えることも苦労します。
繰り返し攻撃を受けている被害者の場合、冷静に客観的な判断が難しく、証拠を集めて整理することはとても大変なのです。
開発のきっかけ:自分にも何かできないか
私はシステムエンジニアとして、日々プログラムを作る仕事をしています。
そんな中で、「証拠を整理する作業を自動化できないか」と思ったのが始まりでした。
SNSの投稿をAIで分析し、内容を整理して、そのまま証拠として使える形に整える。
技術的には難しい部分もありましたが、時間を見つけて少しずつ開発を続けてきました。
サービスの概要:AIが投稿を自動で分析・整理
今回公開した 「XPost AI Checker」 は、
X(Twitter)の投稿をAIが分析し、
誹謗中傷・脅迫・名誉毀損などの懸念投稿を抽出します。
投稿ごとに以下の情報を自動で整理し、そのまま弁護士相談等に使える証拠PDFを生成します。
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懸念度(★1〜★5)
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根拠語句
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判定理由
まとめレポートでは、懸念度が高い順に投稿を並び替えています。
たくさんある投稿の中から、懸念度が高い順に並び替えることで優先して対応が必要な投稿を簡単に区別することができます。
また、根拠語句、判定理由を記載することで、投稿のどの部分にどんな問題があるかを可視化できます。
個別PDFはそのまま証拠として使ってもらうことを想定して、投稿のスクリーンショットも含めてます。
通常のスクリーンショットやPDFは、後から編集可能であり、法廷で証拠能力を問われる可能性があります。XPost AI Checkerでは、スクリーンショットと個別エビデンス(PDF)にファイルが改ざんされた場合に検知することができるハッシュ値を付与しています。これにより、「あとから編集したのではないか?」という疑念を払拭できます。
ツールの詳細は公式サイトにまとめています:
🔗 https://xpostaichecker.jp/
一人で抱え込まないためのツールに
このツールは、AIが投稿を自動で分析して証拠を整理しますが、
「誹謗中傷をAIで解決する」ことを目的にしたものではありません。
でも、最初の一歩を支えるツールにはなれると思っています。
「どんな投稿が問題なのか」を整理し、状況を可視化することで、
次の行動(相談・通報・削除依頼など)を取りやすくすることを目指しています。
一人で抱え込まずに、まず“整理”することから始めてほしい。
そんな思いで作りました。
おわりに
今後も、誹謗中傷やネットトラブルに悩む方が安心して使えるツールを目指し、
誠実に改良を続けていきます。
もし興味を持っていただけたら、ぜひ一度使ってみてください。
🔗 https://xpostaichecker.jp/
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クーポンコード:U5I1SB1R
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