【わずか5日間でどんな難しい問題も解決する】SPRINT 最速仕事術 あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

仕事のムダが多くスピード感がない

私はIT関連の仕事をしていますが、仕事のムダが多くスピード感がないなあと感じることがよくあります。

何を決めるのか目的がわからない打ち合わせや、「みんなで合意したよね。」という事実を作るためだけの会議など。

ひどいときには、「社内の手続き」の方が「プログラムを作る」よりも時間がかかってしまうという案件もあります。

こんな非効率なことをやっているのですから、顧客の要望をタイムリーに拾い上げることは難しく、せっかく長期間かけて作ったシステムも使い勝手がよくなくほとんど使われない、ひどいと捨てられるということも経験しています。

もっとスピード感があって、顧客も満足してくれるやり方はないものかと考えていました。

 

「SPRINT」との出会い

そんな時、「SPRINT 最速仕事術 あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法」を見つけ、読んでみました。

この本は、グーグル・ベンチャーズというグーグルが有望なベンチャー企業に投資するための部門で生み出された「SPRINT」という手法について書かれています。

「SPRINT」はわずか5日間で困難な課題を解決するための手法です。月曜日にはじめて金曜日の夕方には結論が出ています。

「SPRINT」は最大限に時間を有効活用する合理的な手法で無駄がありません。

解決すべき問題が、新しい製品やサービスを作ることでも、解決策が思いつかないような複雑な問題を解決することであっても、「SPRINT」を使用することで結論を出すことができます。

 

この本で学んだこと

プロトタイプの作り方

「SPRINT」では、木曜日にテストをするためのプロトタイプを作ります。

私は、IT技術者です。その経験からいうとプロトタイプとはいえ、テストに使えるだけのものを作るにはとても1日では足りないという考えでした。

しかし、発想の転換といいますか、作ろうと思えばテスト対象者が本物だと認識してくれるプロトタイプは作れるということを、この本を読んで学びました。

この本で作るプロトタイプは、フェイク(幻想)です。

しかし、そのプロトタイプは、テスト対象者にフェイク(幻想)だと気がつかれません。さまざまな方法でうまく幻想を本物のようにみせているのです。

私のようにふだんプログラムを書いている人間からすると、こういうやり方もあるのかという新しい発見でした。

ユーザーからすれば、「実際に動くものをみるのが1番わかりやすい」、でも作る側からすると「動くものはそんなすぐには作れない」というジレンマがあったのですが、この方法であればあれこれ議論するよりもプロトタイプ作ってユーザーに見てもらった方がいいという考えに変わりました。

 

スピードの重要性

この本では、わずか5日間で問題を解決するため、さまざまなスピードアップの方法が書かれていました。

これらの方法はムダがなく、最速で物事が進んでいきます。

通常であれば、何回も会議をして、さまざまな分析や、場合によっては市場調査なども行なったあとで、やっと決定するような問題をたったの5日間で行ってしまいます。

これはすばらしいことです。議論や調査に数カ月かかるとすれば、その数カ月分のコストと同じ、あるいはそれ以上の成果をたった5日間で達成できるのです。

このスピード感でどんどん意思決定を行えるとしたら、仕事の生産性は何倍〜何十倍にもなるでしょう。

私が仕事をしている会社では、スピード感というものが軽視されているように感じています。

早くやっておけば、その分早く間違いに気づいたり、もっとこうやったらうまくいきそうだと気づいたり、得られるものがたくさんあると思うのです。

しかし、私の会社では石橋を叩いて渡るの精神で計画やら準備やら検査やらといろいろな儀式があります。

それでたくさんの時間を使ってしまうため、スケジュールぎりぎりの一発勝負でシステム作って、万が一問題があったら即大問題に発展します。

そして、問題が起こると、再発防止策と称して、新しい儀式を追加しさらにスピードが遅くなるという負の連鎖に陥っています。

私は、この本を読んで、この負の連鎖を断ち切りたいと考えました。

「どうやったらスピードをあげれるか?」を仕事をやる上でつねに考え実践していきます。

 

まとめ

この本は、今の仕事のやり方にムダが多い、スピード感がないと感じている方にオススメです。

どうすれば短期間で最大の成果をあげることができるのか、そのヒントがたくさん書かれています。

また、純粋に仕事を早く終わらせたい人にもオススメです。

残業せず、余裕を持って定時で帰る。もし、残業ばかりの毎日であれば、それだけでも大きなしあわせです。

私が、仕事のムダが多いと気になりだしたのは、結婚して子どもができて、自分の人生が自分ひとりのものではなくなってからのように思います。

もっと、家族のために時間を使いたい。

「そのためにはどうしたらいいか?」→「仕事を早く終わらせるしかない」という単純な発想でした。

この本はそのためのヒントをたくさん与えてくれました。

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